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正確には、もうとっくに来ているのかもしれないが…

夏、夏、夏…。寝ても覚めても夏は夏なのである。

夏には不可思議な写真を撮れることが多い。
強力な太陽光線が、視覚とは異なる色を生み出し、
そしてまた深い深い影を作る。

夏の色彩、というのが好きだ。
青は青く、赤は赤く、太陽のように主張して潔い。
まるでジリジリと焦げ付くように、真っ白い印刷紙に浮かび上がってくる——

正直なところ、ファインダーも、液晶モニターもアテにはしていないのだ。
夏の光を前にして、眩しくて仕方がないのもあるのだけれど、
薄目がちに世界を眺めるように、瞬きする要領で、ただそっとシャッターを押す。


何が撮りたい、という訳でもなく、
何が撮れる? 映るんだろう? と僕は日頃よく思っている。

果たして、この夏、どんな一枚と出会えるだろうか?